集中力や創造性がつくだけでなく、手先が器用になるなどメリットがいっぱいの粘土遊び。
室内遊びの定番ですよね。
でも、実際粘土を買おうとお店に行ってみると色んな種類があることに驚きませんか?
私が小さい頃は「油粘土」か「紙粘土」ぐらいしかなかったので、正直今は粘土にもこんなに種類があるんだとびっくりしました。
そこで今回は、よく見かける6つのねんどの種類とそのメリット、デメリットについてまとめてみました。
それぞれの粘土の遊び方についても記述してますのでぜひご覧ください!
原料は食料品?寒天に小麦にお米に野菜ねんど
安全面を考え、食料品を混ぜて作られている粘土が多くあります。
小麦粘土が有名ではありますが、その他にも色んなねんどあるのでご紹介したいと思います。
粘土板もいらない!後片付けも楽な『寒天粘土』
まずは、私のおススメ「かんてんねんど」からご紹介。
寒天粘土のメリット
☑寒天やにがりを原料とし、防腐剤や防カビ剤はなくて安心
☑アレルギーの心配が少ない
☑対象年齢が2歳からと低年齢から遊べる
☑粘土板がなくても遊べる
☑固まっても簡単に戻せる
☑色を混ぜて楽しめる
寒天粘土のデメリット
☑お値段が少々高い
☑一度色を混ぜると元には戻らない
寒天粘土の遊び方
伸ばしたり、こねたりとしやすい為、まだ力が弱いお子さんでも『かたちづくり』はとてもしやすいです。
形抜き遊びもおすすめです。
100円ショップでも売ってる『こむぎネンド』
知名度も高く、100円ショップでも手に入る「小麦ねんど」をご紹介。
小麦粘土のメリット
☑小麦、水、塩からできているので安心
☑色が豊富
☑リーズナブルなお値段
☑柔らかくてこねやすい
小麦粘土のデメリット
☑乾きやすい
☑一度固まると元に戻せない
☑一度色を混ぜると元には戻らない
小麦粘土の遊び方
寒天粘土同様、まずはこねたり伸ばしたりや、何かに見立てて作るのもおすすめです。
小麦粘土と粘土遊びの道具がセットになっている商品もあります。
道具を使って作り、それを元におままごとやお店やさんごっこなどを楽しむのもいいですね!
どうぶつうんちねんどの中身にもなっている『おやさいねんど』
どうぶつうんちねんどと言っても中身は野菜粘土。主成分をコーンスターチとしたところに、野菜パウダーを入れて作られた安心粘土です。
野菜粘土のメリット
☑天然成分素材で安心
☑臭くない
☑ほのかにいい匂いがする
☑陶器のようにツルツルと固まる
野菜粘土のデメリット
☑使いきり粘土(開封後24時間で固まる)
☑色の種類が少ない
☑お値段が少々高い
野菜粘土の遊び方
陶器のようにツルツルに固まるので、作品作りの一貫として遊ぶのがおすすめです。
また、おやさいねんどを使った『どうぶつうんちねんど』は調べ学習にも最適です。
子どもがなぜか興味深々なうんち…
この動物は何色のうんちなのかな?
大きいうんちをするのかな?
小さいのをたくさんするのかな?
など、気になったことを調べながら作る遊びもとても面白いです。
ちなみに、おしゃれな野菜粘土もあるのでご安心ください(^^)
プレゼントにおすすめの蜜蝋粘土
シュトックマーの蜜蝋粘土は食品基準に合わせて作られており、また、蜜蝋の殺菌作用もあるなど安心して遊べる粘土になっています。
蜜蝋粘土のメリット
☑透明感のある色味
☑みつろうの甘くていい香りがする
☑殺菌作用がある
☑温めれば再利用できる
蜜蝋粘土のデメリット
☑柔らかくなるまでに時間がかかる
☑少々お高い
蜜蝋粘土の遊び方
色を混ぜても濁らない透明感を活かして造形したり、空きビンに絵を書くように粘土を貼り付けて世界でたった1つのビンを作るのもおすすめです。
粘土といえばコレ!ド定番の油粘土と紙粘土
保育園や幼稚園、小学校でもよく使われる定番粘土です。
大人世代にもお馴染み『油粘土』
すっかり大人になった保護者も、ほとんどの方で使ったことがあるであろう油粘土。
その特徴を改めてご紹介。
油粘土のメリット
☑何度でも使える
☑100均などでも手軽に買える
油粘土のデメリット
☑独特の臭いがある
☑長時間放置しても固まらない為、残せない
油粘土の遊び方
固まることもないので、ゆっくり捏ねたり伸ばしたりしながら何かを作っていくということができます。
粘土板の用意だけは忘れずにしましょう!
作品として残すなら『紙粘土』
小学校の図画工作の時間でも使ったこともある人も多い紙粘土の特徴です。
紙粘土のメリット
☑絵の具で色を塗ったり、書いたりできる
☑作品として残せる(カビない)
☑100円ショップなどでも手軽に買える
紙粘土のデメリット
☑繰り返しは使えない
☑乾燥するのが早い
紙粘土の遊び方
粘土以外の物と組み合わせて作品を作るのがオススメです。例えば、割りばしやビー玉などを使って作ることもできます。
家でも粘土遊びを楽しもう!
ここまで6種類の粘土をご紹介してきました。
粘土と言えども、遊び方や安全性などは様々。
粘土は創造力や集中力を育むこともでき、また五感を通して脳が刺激されるなどメリットの多い知育玩具となっています。
雨の日や寒い日、暑い日、天候に左右されずに遊べる粘土遊び。ぜひお好みの粘土で、お子さんと一緒に楽しんでみてください!
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