シングルマザーにとって運動会は、戸惑うことが多い行事と知っていましたか?
運動会は家族で参加するご家庭が多くいます。その中で、シングルマザーであるひとり親家庭は正に『孤軍奮闘』。
家族で役割を分担して楽しむという人と同じやり方で楽しむのは正直難しいです。
でも、子供の頑張っている姿をみたい、子供と一緒に楽しみたいと思うのはみんな同じですよね。
そこで今回は、シングルマザーが運動会で何に困るの?どうしたらいいの?という疑問と解決方法についてまとめてみました。
運動会での場所取り、シングルマザーはどうしてる?
皆さんの園では、運動会の場所取りはどのようになっていますか?
・徹夜して並ぶ
・並ぶ時間が決められている
・抽選で座る場所が事前に決められている
・くじ引きで並ぶ順番が事前に決められている
園によって様々です。
事前に決められている場合は楽ですが、先着順となるとシングルマザーとしては厳しいところ。
運動会当日はお弁当も作らなくてはならないし、ましてや、子どもと一緒に夜中や早朝から並ぶなんて絶対にできません。
いい所でみたいと思うのは誰しもが思うところではありますが、ここは諦めなくてはならない所です。
隙間を狙う!
意外にも、家族2~3人分ぐらいの狭いスペースで空いているという場合もあります。
必ずしもあるとは限りませんが、もし隙間があったら「ここ空いていますか?」と図々しくいくのもありだと思います。
自分の子の競技の時だけ見れればいい!
実際、自分の子がでる競技は長い1日の中で何個かなんですよね。
園や学校によっては、立ち見で競技を見るエリアを設けている所もあります。
そういうのがなくても、後ろから立ち見をする方もいます。中途半端な所から座ってみるより、一番後で立ちながら見た方がよく見えたりもします。
シングルマザーは親子競技の時に困ること3選
保育園や幼稚園などではよくある『親子競技』
楽しいはずの親子競技も、シングルマザーにとっては戸惑う場面の一つです。何に戸惑うのか3点程挙げてみました。
親子競技参加中の時、荷物はどうしてる?
親も参加するということは、その時のシートはもぬけの殻となってしまいます。
その為、貴重品の管理などをどうしたらいいか悩みますよね。
荷物は置いていく
ここは諦めて、荷物を置いていくという選択肢も選ばなくてはならないかと思います。
ただ、現金などの貴重品の持参は、必要最低限にとどめておくなどの工夫は必要かと思います。
鍵付きのテントを持っていく
今は簡単に設置できるワンタッチテントでも、(ポップアップテント)でも簡易ロック付きのテントも多く販売されています。
鍵をかけておけば、簡易とはいえども安心・安全ですよね。
また、テントは紫外線対策にもなりますしおすすめです。
ポップアップテントは、公園や海など行楽の場面でも使えるので、一つ買っておくととても便利です。
親子競技中のビデオや写真はどうする?
親子で頑張る親子競技。せっかくなので記憶意外にも記録にも残しておきたいですよね。
ですが、流石に競技しながらビデオや写真を撮影なんてできないです。
園で発売されるのを待つ
DVDや写真を販売する園はとても多いです。
自分たちが映っているものは一瞬、1枚かもしれませんが思い出には変わりありません。
うちの娘が通う園では、当日親は応援に専念し、後日DVDを購入するというご家庭も多いです。
お友達にお願いする
同じクラスのお友達のご家庭に予めお願いをしておくというのも解決方法の一つです。
可能であればダビングして頂くというのもいいかもしれません。
もちろん負担にならない範囲でお願いし、きちんとお礼をしないと後々の関係に差し障りがでてきてしまう可能性もあるので注意しましょう。
小さな妹や弟がいる場合はどうする?
赤ちゃんやまだ小さいお子さんが、運動会に出ているお子さん以外にもいる方もいると思います。
親は一人だから親子競技は出なくちゃ。
だけど、子ども一人残していけないですよね。
先生に相談する
代わりに先生に親子競技の代役をお願いするか、その時間だけ下のお子さんを見てもらうことは可能か、まずは相談してみましょう。
うちの子どもが通う園でも、代わりに先生が出たりという光景があります。
一時保育を利用する
運動会の日だけ保育園や、ファミリーサポート制度がある自治体ならその制度を利用するということも一つの方法です。
預けるとなると大変ですが、先生や周りに協力が得られなかった場合など、また炎天下が心配という場合は保育を利用することもいいと思います。
お弁当の時間、シングルマザーはやっぱり居心地悪い?
居心地の悪さを感じる前に、以外にお昼は慌ただしいです。
午前中の感想を聞きながら、ご飯を食べさせ、トイレに連れていき…となると時間はあっという間です。
また、これは園によって違いますが、ご飯を食べたらお友達にお菓子を配り歩くということもあります。
これらをやっていると、お昼休憩はあっという間です。
でも、周りを見て子どもは寂しさを感じるかもしれないと親は気になりますよね?
お弁当は子どもが好きなものを詰め込む!
食べることに集中できるように、好きなものを沢山入れてあげましょう。
親がお弁当の場面でしてあげられることってこれくらいかなと思います。
ただ、意外にお弁当を親1人と子どもだけで食べてるご家庭はいます。お仕事の都合などで来れないという方も多いです。
お母さんが沈んでいると、お子さんにも伝わってしまうので堂々としてるのが1番ですね!
シングルマザーは助けてと発信することも大切
ここまで、シングルマザー1人で運動会に参加することを想定してまとめてみましたが、可能な範囲で周りに協力をお願いすることも大切です。
・親や兄弟を誘う
・友達に付き合ってもらう
・ひとり親同士集まって協力する
など、誰かを巻き込むことも年に一度ぐらいあってもいいのではないでしょうか?
とはいえ、皆さん環境は各々違います。
自分にできる範囲で対策され、子どもの晴れ舞台をぜひ楽しんでくださいね。
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